ロングスローを投げる飛龍のDF美和颯汰(写真=志水麗鑑)
前半は劣勢に立たされた常葉橘が後半に反撃。FW9久高秀(3年)を起点に攻勢に出て、細かいパスワークも駆使しながら敵陣に押し込んだ。
しかしデュエルで上回る飛龍は大崩れせず、すぐに押し返す。とりわけ効果的だったのがセットプレーで、キッカーのFW丹羽は再三に渡り、相手が嫌がるボールを供給した。
すると飛龍は56分、右サイドのロングスローから相手GKのファンブルを拾い、最後はMF8尾崎永悟(2年)が右足を振りぬく。華麗なシュートをゴール左に決め、先制に成功した。
終盤に飛龍は常葉橘の反撃を受けたが、安定感あるディフェンスでゴールを許さず、1-0で勝利。準々決勝に駒を進めた。
(文・写真=志水麗鑑)
▽令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)静岡予選
令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)静岡予選