八戸工大一イレブン

 後半28分にもエースが決める。途中交代で入ったMF22千葉日向(2年)からのボールを成田が胸トラップから右足ボレーでゴールネットに突き刺し3-0。試合はこのまま終了し、成田の2G1Aの大活躍で野辺地西が勝利した。

 野辺地西の三上晃監督はこの試合に勝利し出場権を得た東北高等学校サッカー選手権大会に向けて「東北大会を我々のインターハイだと思って、代表校と一戦でも多く試合が出来るようにしていきたい。そして今年プリンスリーグ参入を目指す上でも、東北大会は貴重な経験になるので、そのような場にしていきます」と意気込みを語ってくれた。

 準決勝で八戸学院光星に0-1で惜しくも敗れてしまい、3位決定戦へと回ることになった野辺地西だが、東北高等学校サッカー選手権大会での上位進出、プリンスリーグ参入、そして高校サッカー選手権出場に向けて、ここから新たに始動していく。

(文・写真=古部亮)

▽令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)青森予選
令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)青森予選