前橋育英vs健大高崎(写真=古部亮)
前橋育英は後半開始早々に、健大高崎のGKのミスを見逃さずMF11斎藤陽太(3年)がボールを奪うと、そのまま自身でゴールネットを揺らし逆転に成功。後半10分には右サイドDF5青木蓮人(2年)からの低いクロスをFW佐藤耕太が合わせて、健大高崎を突き放す。健大高崎はMF10渡辺聡馬(3年)が右サイドを幾度も突破し好機を作るも、前橋育英はGK1雨野颯真(3年)を中心にゴールを割らせず、そのまま試合終了。前橋育英が6大会連続19回目となる全国大会出場を決めた。
惜しくも敗れた健大高崎の篠原利彦監督は「内容は互角以上にやれていた。自分たちのミスで自滅してしまった。後半10分間の時間のコントロールが出来なかった」と悔しさを滲ませた。
一方、夏の全国2連覇への挑戦権を得た前橋育英の山田耕介監督は「大会連覇は前橋育英しかできない事なので、もちろんそこを目指して頑張って行きます」と意気込みを語った。
前橋育英は全国連覇を目指して、 7月29日から8月4日にかけて北海道で行われる全国大会に群馬代表として出場し、全国の強豪校としのぎを削る。
(文・写真=古部亮)
▽令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)群馬予選
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