正智深谷は決勝進出は逃したものの堂々の3位に(写真=古部亮)
武南の内野慎一郎監督は「点が取れたのがすべて。相手はタイトに守ってきたけど、中盤の宮里や髙橋がグイッと前に出ていくことでチーム全体にチャレンジする姿勢が生まれた」と振り返り、「今日はみんな良かった」と選手を称えた。
勝利した武南は決勝で、昌平を打ち破ってきた浦和南と対戦。内野監督は「選手権につなげるためにも全国に連れて行ってあげたい」と9大会ぶりのインターハイ出場へ意気込んだ。
一方で敗れた正智深谷も球際の強さや鋭いカウンターなど随所に能力の高さを発揮。FW10服部天翔(3年)は前線を幅広く動いてこうげきをリードし、MF8大島あらた(3年)とMF19大嶋宙飛(3年)は出足の早い寄せで相手を苦しめた。
(文=多田哲平、写真=古部亮)
▽令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)埼玉予選
令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)埼玉予選