後半6分。入ったばかりの大成MF8内田圭吾(3年)のCKにMF6松井一晟(3年)が合わせ開始早々のゴールを奪う。このまま大成ペースかと思われたが、青山学院もMF8吉留拓海を中心にセカンドボールを拾い始め、徐々にボールを持つ時間が増えていく。
同25分には吉留を起点に、青山学院がこの試合初めてのシュートを放つ。攻めの時間が長かった大成だが、CB高橋晃樹(3年)を中心に集中力を切らさない守備でシュートをブロック。
守りの時間を耐えた大成は、32分に右サイドから小池が裏に抜け出しクロスを上げると、後半から入ったFW9阿久津裕輝(3年)がシュートを放ち追加点。
攻守共に、集中を切らさず5ゴールを決めた大成が、次のステージへと駒を進めた。
(文・写真=山田椋太)
▽令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選