成立学園 vs 都立東久留米総合

 後半最初にこぼれ球から決定機を創り出したのは成立学園だったが、先にスコアを動かしたのは東久留米総合だった。

 後半12分のカウンター。敵陣中央の縦パスを受けたFW9佐藤佑哉(3年)が最後はペナルティエリア内でシュートを決め込み、待望の先制点を奪ってみせた。

 先制点を献上した成立学園は、後半15分にドリブルで中央に切り込んだMF7佐藤漣(3年)のポストをかすめるシュートで反撃など攻勢を強める。すると後半22分、MF10外山朔也(3年)が中央からドリブルで持ち運び、最後はGKもかわし無人のゴールへと叩き込んだ。成立学園はこれで同点に。

 そして、1-1のまま試合は推移。延長戦でも決着はつかず、PK戦へともつれ込んだ。PK戦では、先攻の成立学園が5人全員が成功。後攻の東久留米総合は1人が失敗していたため、トータル5-3で成立学園の勝利が決まった。

  接戦をしぶとく制した成立学園は、6月10日の準々決勝で帝京と対戦する。

▽令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選