ゴールを決めた横浜創英のFW鈴木凛(写真=志水麗鑑)

 後半に入っても横浜創英は攻撃の手を緩めない。テンポよくパスをつないで相手ゴールに迫り、ボールを失ってもハイプレスで即時奪回して再三に渡り攻めた。

 50分にはインターセプトからショートカウンターを繰り出し、右サイドからグラウンダーのクロス。ゴール前に飛び込んだDF3今井翔太(3年)が合わせてネットを揺らし、横浜創英が先制に成功した。

 さらに横浜創英は57分、華麗なパスワークで左サイドを切り崩し、MF6岡澤訊(2年)が抜け出す。MF岡澤からの折り返しのボールをFW鈴木が押し込み、追加点を決めた。

 終盤は桜丘がスピーディなパスワークで反撃。75分にはFW20櫻井優也(3年)がシュートを放ち、FW10政門大賀(3年)も右サイドからドリブルで仕掛けたが、ゴールは奪えなかった。

 反撃を防いだ横浜創英が2-0で桜丘に完封勝利。盤石の試合運びで3回戦に進出した。

(文・写真=志水麗鑑)

▽令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)神奈川予選
令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)神奈川予選