桐光学園vs日大藤沢は球際の激しい攻防に(写真=志水麗鑑)

 一方の桐光学園は12分、左サイドからのアーリークロスにFW14丸茂晴翔(2年)が合わせる。相手GKと競り合いながら押し込み、先制ゴールをマークした。

 先手を取った桐光学園はポゼッション率を高め、敵陣深くまで攻めていく。MF10松田悠世(3年)がアグレッシブにドリブルで切り込むなど、個の力も際立っていた。

 すると30分には左CKのこぼれ球にMF8羽田野紘矢(3年)が反応。すかさず正確なシュートを放ってネットを揺らし、追加点を奪った。

 後半に入ると桐光学園は日大藤沢の反撃を受けたものの、最終ラインに隙を作らない。そしてカウンターで押し返し、敵陣ではハイプレスをかけて前への圧力を強める。すると46分にはMF松田からのスルーパスを受けたFW丸茂が相手GKとの1対1を冷静に制し、ダメ押しの3点目を決めた。

 3点ビハインドの日大藤沢が反転攻勢に出る。61分には速攻からMF10安場壮志朗(3年)が持ち運び、FW9山上大智(3年)へスルーパス。ボールを受けたFW山上は強烈なシュートを打ったが、相手GKにセーブされた。

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▽令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)神奈川予選
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