「どっちに来るか分かった」GK野島佑司が殊勲のPKストップ!日大藤沢、桐蔭学園を下し2大会連続の全国へ
日大藤沢はPK戦の末に桐蔭学園を下して全国へ(写真=佐藤亮太)
令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)神奈川予選2次予選準決勝が6月17日に行われ、桐蔭学園と日大藤沢が対戦。日大藤沢がPK戦の末に勝利し、2大会連続10回目のインターハイ出場を決めた。
0-0で迎えた後半開始約20秒、桐蔭学園が先制。カウンターからMF15藤田大雅(3年)の浮き球のパスに合わせてFW9田村陸人(2年)が決めた。
しかし5分後の46分、日大藤沢にCKのチャンス。キッカーDF4宮﨑達也(3年)の放ったボールをMF8諸墨清平(3年)がシュート。そのこぼれ球を蹴り込んだMF6布施克真(2年)のシュートが相手DFに当たりながらネットを揺らす。日大藤沢は同点に追いついた。
追加点が欲しい両チーム。時間の経過とともにオープンな展開になるも速いプレスと堅い守備で互いに崩し切れず。両ベンチから交代選手が投入され打開を図ったが勝負がつかず、延長戦(前後半10分ずつ)に突入。
迎えた延長前半4分、日大藤沢、途中出場MF20岩内類(2年)が左サイドからドリブルで進入しシュート。惜しくもポストを叩き、会場から大きなため息が漏れた。
【次のページ】 2次予選準決勝 桐蔭学園 vs 日大藤沢(2)
▽令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)神奈川予選
令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)神奈川予選