DF村上の延長V弾で駒澤大学高等学校が東京予選を制す！
試合風景
平成28年度 関東高校サッカー大会 東京都予選の決勝が5月3日に行われた。 成立学園vs駒澤大学高等学校の一戦は開始当初は暖かい日差しに包まれていたが、途中から強い風が吹き荒れる試合となった。
序盤の駒澤大学高等学校はMF武智悠人が中心となり、成立学園の陣内に攻撃を仕掛ける。一方、成立学園はMF小山珠里、大野泰成を中心とした激しいプレスで、中盤で駒澤大学高等学校の攻撃を抑える展開が続く。
駒澤大学高等学校は、前半にヘディングシュートがバーをたたく場面があったが、こぼれ球を、成立学園のDF陣がクリアし、得点ならず。
後半に入ると、風が強くなりサイドからのセンタリングが風で押し戻され、両チームのディフェンス陣には、対応が難しい状況が続く。成立学園は途中交代で出場した、FW町田ジェフリーが上背と、足元のテクニックを披露し、成立学園の後方からのボールを足元におさめチャンスメイクするも得点には結びつかず。両者一歩も譲らず試合は0-0のまま延長戦に突入する。
延長前半は向かい風側についた駒澤大学高等学校が、細かくパスをつなぎ、突破を試みるが均衡を破ることは出来ず。
しかし、延長後半1分、ついに試合が動く。CKのこぼれ球からDF村上哲が押し込み、駒澤大学高等学校が待望の先制点を奪取。この1点を守り抜いた駒澤大学高等学校が関東高校サッカー大会東京都予選を制した。
（文・写真 編集部）