敬愛学園のDF川上楓生は1得点(写真=多田哲平)
8分、左サイドのMF10片野拓久(3年)がミドルシュートを決めて再びリードを得ると、16分には片野が切れ味鋭いドリブルでDF2枚をかわして敵陣を切り込み、見事なシュートを決めて、突き放した。
さらに47分には片野のパスに合わせて大和田がダイレクトでネットを揺らしてリードを広げる。
65分には片野からパスを受けた森田がペナルティエリア内を突破して5点目。
そのまま相手には反撃を許さず5-1の快勝。3回戦へと駒を進めた。22日の3回戦では、幕張総合と習志野の勝者と対戦する。
日体大柏の根引謙介監督は「とりあえず初戦を突破できてホッとしています」と安堵。「1年間積み上げてきたことをピッチでしっかり出してくれた。判断の部分も大事にしてきたので、それが得点に結びつきましたね」と振り返った。
一方で敬愛学園も敗れはしたものの印象的なプレーを披露。FW9道中丈侍(3年)とMF10野辺蹴斗(3年)は鋭い抜け出しを繰り返し、FW11松本大空(3年)は際どいミドルでゴールを狙った。ヘディング弾を決めた川上は守備でも力強さを垣間見せた。
(文・写真=多田哲平)
▽第102回全国高校サッカー選手権千葉予選
第102回全国高校サッカー選手権千葉予選