拓大紅陵vs八千代(写真=佐藤亮太)

 FK、シュートを阻まれ、天を仰ぐ八千代。被弾するたびに自信をつくかのような拓大紅陵。

 後半アディショナルタイム40+6分、拓大紅陵MF8吾妻のフリーキックを防いで、試合終了。試合は前半で逆転した拓大紅陵が2‐1で競り勝ち、4回戦に進出を決めた。 

 嘉藤大樹監督はこのひりつく試合を振り返り、「チームとして戦えましたし、なによりきょうの選手が素晴らしかった。最後は戦術など、そういうところではなく、選手の意識と力がモノを言いました」と話すとともに「でも調子に乗らないようにしなければ・・・」と気を引き締めた。 

 また逆転ゴールのMF7飯野は「(2回戦では)なにもできなかったので、きょうは挽回のチャンス。やるだけでした」と語った。 

 なお、拓大紅陵、ベスト8の相手は茂原北陵となった。

(文・写真=佐藤亮太)

▽第102回全国高校サッカー選手権千葉予選
第102回全国高校サッカー選手権千葉予選