生田東のFW大山凛太朗は1得点(写真=多田哲平)
ところが20分に同点とされる。FKの流れから最後は相手FW10大山凛太朗(3年)に詰め込まれた。
そのまま1-1で折り返した試合は後半に入っても互いに攻め合う、熾烈な展開に。
上鶴間が均衡を破ったのは58分。右サイドからのロングスローにDF3小川陽(3年)がヘディングで合わせてゴールネットを揺らす。上鶴間がついに勝ち越しに成功した。
そして上鶴間は、生田東のカウンターをキャプテンDF4天野莉玖(3年)とDF6岩澤樹矢(3年)を中心にはね返していき、2-1で勝ち切った。
勝利した上鶴間は17日の2回戦へと駒を進める。
一方で敗れた生田東もFW大山の存在感は際立ち、その他にもMF9入江洸星(2年)は中盤で幅広く働いた。またMF8中原聖(2年)のテクニカルなドリブルも効いていた。
(文・写真=多田哲平)
▽第102回全国高校サッカー選手権神奈川予選
第102回全国高校サッカー選手権神奈川予選