旭のFWブカリベストノベットは1ゴール(写真=多田哲平)
ところが後半開始わずか25秒に先手を取られる。左サイドから打開されると、最後はゴール前で待ち構えていたブカリベストノベットに左足でゴールを射抜かれた。
しかし厚木西が粘り強さを示したのはここから。45分、右サイドからクロスが上がると、ゴール前に走り込んだMF8石井鳳介(2年)がヒールで合わせる技ありゴール。隙を突いて同点とする。
さらに6分後の51分、右サイドのFKから石井が今度はヘディングで合わせてゴールネットを揺らした。
少ないチャンスをきっちりモノにした厚木西はその後、旭の猛攻をDF4橋本剛志(3年)やDF2伊萱暖(3年)ら守備陣を中心に凌ぎ続け、最後まで追加点を許さず2-1で勝利。2次予選への切符を手にした。
一方の旭も、惜しくも敗れたが高い組織力を披露。攻撃陣だけでなく、DF3松本賢太郎(3年)、DF4久野智哉(3年)、DF5宮﨑友幹(3年)ら守備陣はスムーズな連係を見せた。
(文・写真=多田哲平)
▽第102回全国高校サッカー選手権神奈川予選
第102回全国高校サッカー選手権神奈川予選