奮闘を見せた藤沢西のMF岡崎凌太郎(写真=志水麗鑑)

 後半に入っても座間は攻撃の手を緩めない。45分の左CKでは、ファーサイドからの折り返しのボールをDF12都築信己(3年)が押し込んだ。

 後半の立ち上がりに追加点を奪った座間は、最終ラインから丁寧にパスをつないでビルドアップし、攻め手をポゼッションにシフト。多彩な戦術を見せ、サイドを効果的に活かした攻撃から、途中出場のFW14久保蓮恩(2年)が積極的にシュートを狙った。

 劣勢を強いられた藤沢西が反撃。カウンターから途中出場のMF20小山結丸(2年)が相手の最終ラインの裏を突くなど、諦めない姿勢を見せて最後まで奮闘した。

 それでも反撃を防いだ座間は、終盤にもFW20山本悠雅(2年)とMF24大西優璃(3年)が1ゴールずつを決め、6-0で藤沢西に完封勝利。盤石の試合運びで2回戦に進出した。

(文・写真=志水麗鑑)

▽第102回全国高校サッカー選手権神奈川予選
第102回全国高校サッカー選手権神奈川予選