東京実業vs国士舘
後半に入っても国士館の猛攻は収まらない。6分、MF10 原田悠史のパスを受けたFW9 加藤が左右に切り返し、三たび決め、ハットトリック達成。一切、手を抜かない国士館は18分、右サイドMF10原田のパスを受けたMF8大関が2点目を決め、6-0とした。
1点を返したい東京実業はカウンターからチャンスを作るも、国士館の白い壁に阻まれ、攻撃の糸口が見いだせないなか、22分、得意のロングスローからMF7小森櫂生が頭で押し込み、ようやく1点目。
しかし、国士館は27分、代わったばかりのMF13込宮空輝が、30分にもクロスからFW14塩田晟也が決め、試合終了。
試合は国士館が前後半4得点ずつ取り、8‐1で圧勝。Aブロックのベスト8進出を決めた。
ハットトリックのFW9加藤は「シュート練習はずっとしていたので決められてよかった」と喜べば、2ゴール1アシストでキッカーを務めたMF8大関は「チーム全体としてはできていましたし調子もよかった」と試合を振り返った。
(文・写真=佐藤亮太)
▽第102回全国高校サッカー選手権東京予選
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