日大三が創部初の準決勝進出!猛烈なハイプレッシャーで多摩大目黒を圧倒し、2-0で完封勝利!
先制点を決めた日大三のFW対馬輝(写真=志水麗鑑)
第102回全国高校サッカー選手権東京予選の2次予選Bブロック準々決勝が10月29日に行われ、日大三と多摩大目黒が対戦。日大三が2-0で勝利し、準決勝進出を決めた。
序盤に攻勢に出たのは日大三だ。出足の鋭いチェイシングで相手に自由を与えず、ボールを奪えば素早く攻撃。12分にはFW3鈴木一心(3年)が裏抜けからチャンスを掴むなど、力感溢れるアタックには確かな勢いがあった。
さらに日大三は17分、サイドチェンジを受けたFW8矢嶋翔(2年)が左サイドの深いエリアからクロスを上げる。ゴール前でFW11対馬輝(3年)が合わせ、惜しいヘディングシュートを放った。
すると日大三は21分、右サイドを抜け出したFW鈴木が、敵のプレッシャーを受けながらも、相手DFとGKの間に超絶妙なグラウンダーのクロスを供給。ファーサイドでFW対馬が押し込み、先制ゴールを奪った。
一方の多摩大目黒は日大三の猛烈なハイプレッシャーを掻い潜れず、なかなかリズムを掴めない。球際の攻防、セカンドボールの回収で苦戦を強いられる時間が続いたものの、日大三のプレス強度が落ち始めた30分以降からは、冷静にパスをつないでポゼッション率を高めた。
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