市立浦和、個人技で川越を3-0撃破!完封勝利を支えたベンチからの声
市立浦和はDF林陸斗のゴールなどで川越に勝利(写真=佐藤亮太)
第102回全国高校サッカー選手権埼玉予選の決勝トーナメント1回戦が10月8日、埼玉県内各地の会場で行われ、市立浦和と川越が対戦した。
試合は0‐0で迎えた後半11分、ペナルティエリアに進入した市立浦和MF8横井葵が決め、先制。
続く31分、市立浦和DF2林陸斗のパスを受けたFW9田中悠真が決め、追加点。
さらに38分、ゴールのお礼とばかりに今度はFW9田中のパスを受けたDF2林が決め、試合終了。
市立浦和が川越に3‐0で完封勝利を収め、2回戦に駒を進めた。
3点決めたものの、市立浦和としては消化不良の試合だったかもしれない。
大野恭平監督は「サイドの深いところまで攻めていた分、そこで決められないのは技術のなさ。チャンスはあったので点を取れないのはこちらの弱さ」と反省を口にした。
たしかに試合を通じて、8対2の割合で市立浦和が攻勢を強めた。
大野監督が話したように執拗にサイド攻撃を仕掛けたものの、肝心の中央となると川越の守備の堅さに手を焼いた。特にCB2枚にはことごとく弾き返された。そうなると攻めが単純になり、より相手は読みやすくなる。川越の出方は想定していたものの、崩すのはより難しくなる。
【次のページ】 決勝トーナメント1回戦 市立浦和 vs 県立川越(2)
▽第102回全国高校サッカー選手権埼玉予選
第102回全国高校サッカー選手権埼玉予選