川崎フロンターレMF大関友翔(写真＝松尾祐希)

　2年後のU-20ワールドカップを目指す船越ジャパンの初陣は黒星スタートとなった。

　8月17日、2023SBSカップ国際ユースサッカーが草薙総合運動場陸上競技場で開幕し、第2試合でU-18日本代表はU-18韓国代表と対戦。1点を争う接戦となったが、後半開始早々に許した失点を挽回できず、0-1で敗れて勝ち点を得られなかった。

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　船越優蔵監督が率いるU-18日本代表にとって、今大会はチーム発足後初となる活動だ。「相手の土俵でも日本らしさを発揮する」というテーマを掲げたなかで、初戦の相手は韓国。最終予選を兼ねた2年後のAFC U20アジアカップでも立ちはだかるライバルに対し、序盤から日本は劣勢を強いられた。

　フィジカル面や球際で相手に上回られると、思うようにボールを運べない。不用意なボールロストも目立ち、試合の主導権を握れなかった。徐々に韓国のプレッシャーに慣れると、ボランチの大関友翔を起点に好機が生まれる。前半終了間際の39分にはスルーパスから1トップの塩貝健人が右足でゴールを狙う。