長崎総科大附 vs 海星(写真=藤原裕久)

 コンディション不良で準々決勝を欠場していた須田隼太をトップでスタメン起用した海星に対し、「相手が立ち位置を変えてきたことで、後に重くなった(定方敏和監督)」長崎総科大附は苦戦。

 長いボールを織り交ぜて須田に裏を狙わせることにより、長崎総科大附の強みであるプレスをかわし、小倉遥翔のキックからのセットプレーで海星がチャンスを構築。守備でも球際の強さを見せて、長崎総科大附の金城琉煕のサイドからの突破や、福島文輝のポストプレーを抑えこんでいく。

 長崎総科大附も中盤で精力的に動き対抗するがリードを奪ったのは攻勢の海星。51分に西山陸のアシストから藤本龍星が先制ゴール。リードを許した長崎総科大附は、63分に甲斐智也のドリブルで打開を図りチャンスを作るも、フィニッシュの精度を欠きノーゴール。

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▽第102回全国高校サッカー選手権長崎予選
第102回全国高校サッカー選手権長崎予選