村松明人監督は2トップへの変更について「県予選が終わった後、このままでは選手権で上には行けないと思い、FWを増やすことを考えました。この3週間はいろいろな選手を試しながら、2トップの練習をしてきました」と語り、交代出場した複数の選手がゴールを奪ったことには「今は誰が出てもいけるので、自信を持って起用できる」と述べた。昌平のチーム状態はベストに近いようだ。
奈良育英の惜しい場面は前半29分の右SB竹田秦(2年)、後半10分のFW有友瑠(2年)のシュートだったが、ゴールを割ることができずに大敗した。
2回戦はプレミアリーグ同士の決戦となった。昌平はEASTで今季7位、米子北もWESTで7位だった。小田はまだ対戦相手が決まっていなかったが、「相手がどこでも日本一と得点王を目指してベストを尽くすだけです」と力こぶを入れた。
(文=河野正 写真=田原豊)
▽第102回全国高校サッカー選手権
第102回全国高校サッカー選手権