仙台育英 vs 神戸弘陵

 後半に入っても神戸弘陵の勢い止まらず、23分、右サイドMF7佐波の浮き球のパスをフリーで受けたFW10北藤朔(3年)が右足で蹴りこみ、3点目。さらに後半アディショナルタイム、PKの判定を得た。これをFW10北藤が決めて試合終了。神戸弘陵が4-0で仙台育英を下し、2回戦に駒を進め、31日に前橋育英と対戦する。

 この日2得点のFW10北藤は「自分たちが一番、やりたかったサッカーを全国大会でできて、県大会決勝より良いサッカーができた」と確かな手ごたえを語った。

 「自分たちの力を出しきれなかったとともに、出させてもらえなかった。相手が1枚も2枚も上だった」と仙台育英・城福敬監督。

 こう感想を話すのもシュート数、神戸弘陵11本に対して仙台育英は1本のみだったことから理解できる。

【次のページ】 1回戦 仙台育英 vs 神戸弘陵(3)

▽第102回全国高校サッカー選手権
第102回全国高校サッカー選手権