神村学園 vs 松本国際
試合後、「前半、狙ったように点が取れたが、だいぶ堅いゲームになった」と総括した神村学園・有村圭一郎監督。
初戦の難しさがあるなかでの快勝だが、聞かれたのは反省ばかり。
「初戦ということもあり、プレッシャーにいけなくなってしまった。相手のリズムでサッカーをしてしまった」と振り返るとともに無失点で終えた守備について「最後の精度のところで、松本国際さんがうまくいかない部分があったので助かった部分はあった。完全に抜け出された場面があったので、ゼロで抑えられたというより、反省点が多い」と完封勝利の余韻に浸ることはなかった。
「チームに役立ったことはなかったので、個人的には最悪な出来だった」と主将FW13西丸道人(3年)が言えば、先制点を挙げたMF14名和田我空(2年)は「神村の14番なので自覚をもってチームを勝たせないといけない。まだまだこんな力じゃないとしっかり証明したい」と笑顔はなかった。
なお、3回戦は1月2日 等々力陸上競技場で神戸弘陵(兵庫)と対戦する。
(文・写真=佐藤亮太)
▽第102回全国高校サッカー選手権
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