一方、「前半は寝ていた」と近江・前田高孝監督。この言葉通り、前半は相手のプレスに苦しみ、前に行きたくてもいけなかった。ただこの難しい状況から後半、なぜ息を吹き返せたのか。
前田監督はハーフタイムで戦術的な修正を施したそうだが、同時に喝をいれたようだ。
「自分たちも覚悟を決めて、後半に臨んだ。相手を裏返すチャンスを作れた」(DF10金山耀太)
また「もうひとつ、(気持ちの)スイッチが入った」と話したMF8山門は別の視点から語った。
▽第102回全国高校サッカー選手権
第102回全国高校サッカー選手権