同13分には、またも大木が膨らみながら動いて縦パスを呼び込み、エリア内の決定機を冷静に決める。直後の同17分にも、大木がゴールネットを揺らし、前半序盤でハットトリックを達成。

 その後も静岡学園は攻撃の手を緩めず同18分、FW11池田双葉(2年)が決めると、同22分にはDF2岩田琉唯(2年)がゴールをマーク。同28分には大木が自身この日4ゴール目をゲット。静岡市立を寄せ付けずシュートも0本に抑えて、6-0で試合を折り返す。

 後半18分、静岡学園はMF6鵜澤浬(2年)がループシュートで加点。さらに同19分、MF5堀川隼(2年)がミドルシュートを突き刺し8点目。その後も、FW15望月成真(2年)、FW16原星也(2年)、MF5堀川隼(2年)がゴールネットを揺らし11-0で勝利。新チーム初戦を大勝で飾った静岡学園が2回戦に駒を進めた。

(文・写真=田原豊) 

▽2023年度令和5年度静岡新人戦(新人選手権大会)
2023年度令和5年度静岡新人戦(新人選手権大会)