武蔵 vs 日大鶴ヶ丘

 後半になっても攻撃の手を緩めない日大鶴ヶ丘は開始早々に、武蔵最終ラインからのビルドアップを奪った吉山が自らドリブルで仕掛け、GKをよく見て冷静に決めて4-0。73分にはFKからのボールをファーサイドで待っていたDF3松尾空が中央に折り返し、そのボールをDF4須賀涼汰がゴールに流し込み5点目をあげる。

 何とか一矢報いたい武蔵は、80分にGK1渡邊煌太朗のパントキックがMF10左右田慶へ繋がり、その左右田がドリブルからシュートを放ちゴールネットを揺らす。さらに武蔵は後半アディショナルタイムにPKを獲得。そのPKを左右田が蹴り込み3点差とするも、ここでタイムアップ。5-2で日大鶴ヶ丘が快勝し、第5地区決勝と関東大会予選進出を決めた。なお、日大鶴ヶ丘は3月17日に第5地区決勝で日大二と対戦する。

       

(文・写真=古部亮) 

▽令和5年度東京新人戦(新人選手権大会)
令和5年度東京新人戦(新人選手権大会)