得点を喜ぶ鹿島アントラーズジュニアユースの選手たち

 後半に入り最初にスコアを動かしたのも鹿島アントラーズジュニアユース。42分、鹿島アントラーズジュニアユースはMF10平島大悟がエリア内でボールを受けると、寄せに来た相手を交わして、サイドネットに突き刺し勝ち越しに成功。しかし、56分、MF36石川匠にエリア付近からドリブルで縦に突破されると、そのままゴールを決められ再び大宮アルディージャU15に同点に追いつかれて延長戦へ。

 鹿島アントラーズジュニアユースは迎えた87分、MF10平島大悟が試合を決める。CKからのクリアボールを拾うと、豪快な一振りでネットに突き刺した。このゴールが決勝点となり、鹿島アントラーズジュニアユースが21年ぶりの優勝を果たした。

(文・写真=田原豊)

▽高円宮杯 JFA 第35回全日本U-15サッカー選手権大会
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