3日、第93回全国高校サッカー選手権3回戦、履正社(大阪)対中津東(大分)の一戦が浦和駒場スタジアムで行われた。
先制したのは4度目の出場にして初めて2回戦を突破した中津東。20分、松永一輝の一撃で欲しかった先制点を奪取。 しかし、その7分後、中津東が跳ね返したボールを履正社・田中駿汰がダイレクトボレー。これが見事にゴール右上へ突き刺さり、同点とする。 その後、両チームとも勝ち越し点を奪えず、1対1で試合を折り返す。 均衡を破ったのは、後半立ち上がり43分の履正社。多田将希のクロスを、林大地が頭で合わせて、試合をひっくり返す。 この逆転ゴールを皮切りに履正社が怒涛の攻勢にでる。 まずは、53分、履正社・林大地が再びヘッドでゴールを割り2点差とすると61分には、小川明がPA外からGKの頭を越えるループシュートで4点目を挙げる。試合終了間際にも角野光志朗の一撃で更に追加点を挙げ、中津東を圧倒。 試合は後半一挙4点を挙げた履正社が中津東を5対1で下した。勝った履正社は、5日、準々決勝で前回大会の準優勝の星稜(石川)と対戦。