日大藤沢戦で目立ったのが決勝点をアシストしたFW10宮崎。常に攻撃の起点となり、味方に配球。守備でもさぼらず、前後左右に動き回る献身的なプレーも忘れていない。

 今回の試合を見る限り、FW10宮崎は生粋のパサーと思いきや、根っからの点取り屋気質のようだ。

 「シュートが抜群にうまい選手」と原田監督も太鼓判を押す。

 ただ「ここ数試合、ボールをさばくプレーが多い分、得点がないので、本調子ではないと思います。ひとつ得点が取れたり、何かひとつ良いプレーができれば、調子はあがっていくと思います。とても面白い選手です」と期待をこめた。

 最終日となる20日の試合、FW10宮崎にゴールは生まれるか。

       

(文・写真=佐藤亮太) 

▽第33回イギョラ杯国際親善ユースサッカー
第33回イギョラ杯国際親善ユースサッカー