鹿児島城西 vs 日章学園
「左足だけではなく右足でもいけるぞというのを見せてくれた」
指揮官も賛辞を送り、成長ぶりにも目を細めた。
「決定的な仕事ができるようになってきた。最後の質やラストパスが今まではダメだったけど、上に行くにはそこだぞというのをずっと言い続けてきた。数字が大事。この半年でかなり成長したし、ずっと自主練習で高岡と一緒にカットインのシュートにも取り組んでいた」
期待の成長株が結果を残して 均衡を破ると、日章学園は粘り強く戦って主導権を掌握。攻撃では南や水田を起点に手数をかけずに攻め切り、守備ではCB吉川昴我(2年)を軸に素早く寄せて相手に決定機を作らせなかった。とりわけ、今大会の守備陣は脆さが目立っていたが、この日はタフに戦ってシャットアウト。背後に蹴られてバタつく場面もほとんどなく、しっかり跳ね返して無失点で前半を終えた。
▽第45回九州高校U17サッカー大会
第45回九州高校U17サッカー大会