北照 vs 比叡山

 後半は比叡山ペースで試合が進み、34分、右からのクロスに中央で「3m周りが早い選手」(比叡山=林孝紀監督)というFW78山川瑠斗(新3年)が素早く反応しシュートを放つも北照DFがゴールラインギリギリでクリアしゴールを割らせない。40分にはFKを長田が直接狙うも北照GK新堀裕太(新2年)がワンハンドでボールに触れてボールはゴールバーに当たりネットを揺らす事が出来ない。

 押され気味に展開だったが北照は選手交代から流れを掴む。終了間際に途中交代で入ったFW24遠藤煌心(新1年)のシュートがDFに当たり、CKを獲得。そのCKをMF22遠藤優心(新2年)がヘディングで合わせるもGK正面でゴールを割る事が出来ず、スコアレスドローで試合はそのまま終了し勝点を分けた。

 比叡山の林監督は「攻守の切り替え、ハードワーク、声の3つをやり切ろうと話をしていて、全員が声を出して繋がりを持って試合は出来ていたとは思いますが、決定的なチャンスを決めきれなかったのが痛かったですね。1つでも順位を上げて、3つの原則をこの大会で高めてリーグ戦に入っていきたいと思います。」とコメントした。

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