敬愛学園 vs 佐野日大

 1勝1分の敬愛学園(千葉)と1分1敗の佐野日大(栃木)が対戦した試合は、1-1のドローだった。

 ともに技術の高い選手がそろい、ドリブルと長短の巧みなパスを織り交ぜて両サイドからのアタックを中心に攻撃を組み立てた。

 敬愛学園はボランチの山下晃琉(3年)が、中列後方から軽やかなドリブルで持ち上がり、石毛琢麻(3年)と鈴木暢理(2年)の両サイドアタッカーもスピード豊かに縦へと進出して好機を築いた。

 昨年の関東高校大会に出場した佐野日大は、当時からレギュラーの左SB坂本勇(3年)が旺盛に攻撃参加して好展開につなげ、高橋颯と小林一翔(ともに3年)の両サイドMFもアグレッシブに相手の守備ラインの背後をうかがった。

 佐野日大は前半18分、ゴールほぼ正面約22メートルでFKを獲得すると、直接狙った小林のシュートが左隅に決まって先制に成功。前半を1-0で折り返した。

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▽第43回浦和カップ高校サッカーフェスティバル
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