古河一 vs 霞ヶ浦

 後半に入り53分に古河一は3枚を同時に交代し得点を狙う。この選手交代から古河一が徐々にペースをつかみだす。61分、右サイドをFW10福島樹(3年)が突破しクロスを上げMF11大塚昴世(3年)が足で合わせるも、惜しくもゴール右に外れる。その後も両サイドを起点に押し込む古河一だったが、霞ヶ浦はDF2森田聖(2年)、DF4榎本悠斗(3年)、DF5川口慶悟(2年)が中央をしっかりと守りゴールを割らせない。

 後半は一転して押し込まれる時間が続いた霞ヶ浦だったが、古河一の背後をつく効果的なカウンターを繰り出し69分、吉沢が意表を突いたロングシュート。これはポストに嫌われゴールならず。75分にもMF12高萩一翔(3年)が右サイドから一気に攻め上がり、再び吉沢がシュートを放つが古河一DFに阻まれる。一方、後半に入り息を吹き返した古河一だったが最後までゴールが遠く。試合は前半の1点を守り切った霞ヶ浦が勝利し関東大会の切符を手にした。霞ヶ浦は第1代表の座をかけて決勝で準決勝をPK戦で勝ち上がったきた明秀日立と対戦する。

(文・写真=古部亮) 

▽令和6年度関東高校サッカー大会茨城予選
令和6年度関東高校サッカー大会茨城予選