2点目を決めた東京学館MF19鈴木蒼生

 迎えた後半開始1分、専大松戸はセットプレーからDF3坂田匠(3年)が頭で合わせ、機先を制し、主導権を握りかけた。しかし東京学館は同9分、MF11田尻一真(3年)のゴール前のクロスにMF19鈴木蒼生(3年)が競り合いに勝ち、頭で押し込んで2点目。貴重な追加点をあげた。

 追いつきたい専大松戸だが地上、空中ともに堅い守備で東京学館にはじき返される。意地を見せたい専大松戸は38、39分と2度のチャンスを演出し、追いすがるがゴールは遠く試合終了。

 東京学館が2-0で専大松戸を退けベスト4進出を決めた。

 勝った東京学館・平迫宣之監督は「うまい選手はいないけど、チーム全員で勝って進んできました。よく相手の勢いを殺して頑張れたと思います」と話す通り、ボールの即時奪還が徹底された印象だ。

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▽令和6年度関東高校サッカー大会千葉予選
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