大成 vs 正智深谷

 1点差ならば、後半に望みをつなげられたはずだが、リードを広げられた正智深谷は動揺の色を隠せない。前半のアディショナルタイムでの失点だけに、何より時間帯が悔やまれた。

 それでも後半スタートから3枚の交代カードを切るなど、リスクを負いながらも積極的に反撃に出た。“あと一歩”というところまで迫り、相手守備陣を慌てさせるシーンもあったが、後半37分に3失点目を食らい、万事休す。

 「初戦の日大明誠(山梨)戦では、前半に2点先取しながら後半に追いつかれ、延長にまでもつれました。その反省を踏まえ、後半に向けての戦い方として“まず守備から入り、追加点をねらっていこう”とハーフタイムに伝えました。素晴らしい試合運びをしてくれた選手たちを評価したいです」(豊島監督)

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▽令和6年度関東高校サッカー大会
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