川和FW11舩田浩弥(3年)

 前半は時間の経過とともに押す横須賀総合だが、川和に中盤を抑えられ、相手陣内深くまでは迫れなかった。ハーフタイム、横須賀総合ベンチは「もっと泥臭くいこう」「セカンドボールを拾っていこう」「やってきたことを出していこう」と指示が出たものの、後半はなかなかマイボールにできない展開は続いた。1‐0で優位に立つ川和は前半以上にゲームの主導権を握り、攻勢に出た。ファールで得たセットプレーからチャンスを得たものの、相手の執拗な守備とシュートの精度に欠き、あとひと押しが足らず、決定機を見いだせずにいた。試合はそのまま1‐0で川和が勝ち、Cブロック決勝に駒を進めた。

 川和の岡野亘監督は「立ち上がりのいい時間帯に1点取れました。守備に関して我慢ができるチームなので大きく崩れることはないで、自信をもってできました」と総括するとともに「チームには球際・切り替え・ハードワークを徹底させ、プラスアルファでヘディングを求めています。その点で今回は相手より上回れました」と勝因を語った。

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▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)神奈川予選
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