東海大翔洋 vs 磐田東

 ハーフタイムに「まず1点。5分おきでも10分おきでもいいから1点ずつ返して行こう」太田恒治監督に檄を入れられ送り出された東海大翔洋イレブン。左サイドをMF17小關雄史が深くえぐって反撃を始めると、藤倉、西田らもドリブルで崩しにかかるが、磐田東も球際での強さをみせ、相手に決定機を作らず試合は終盤へ。

 すると80+2分、MF16鍋田学がカウンターから一気に相手陳内に侵入、ラストパスを受けたMF20遠藤有眞がシュート。途中出場の2人が鮮やかに試合を締めくくり、磐田東が難敵を撃破しベスト8を勝ち取った。

 試合後、山田監督は「80分で勝ち切っていることはすごく評価が出来ると思います。前の試合(清水桜ヶ丘戦)で逆転勝ちしていることが今日の試合につながっていると思います。今日は、決定力。そこのところがすごく良かったのが勝因です」と勝利を分析した。

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▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)静岡予選
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