試合後、小林監督は「前に向かう推進力やゴールに向かう大切さを相手から学びました。後半ウチもそこが出せた。これを選手たちも感じてくれれば(次の)パワーに繋がると思う」と振り返り選手たちに期待を込めた。

 また終了間際のPKを決めきれずリーグ戦を含め初めてノーゴールに終わったFW10湯山大輔は「しっかり決めきれず難しい展開にしてしまった。(入学してから)ずっと準優勝しか経験していなので、一週間練習して自分たちのサッカーをして勝ちたいです」と悔しさを滲ませつつも決勝への決意を語った。

 決勝戦の相手は静岡学園。学校創立100周年に花を添えるためにも立ちはだかる壁を乗り越えたい。

(文・写真=西山和広)

▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)静岡予選
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)静岡予選