八戸西 vs 野辺地西

 しかし八戸西もこのままでは終わらなかった。試合終了が迫る70+2分、一矢報いたのは途中出場の2年生MF17清水遥平。結果は4-1で野辺地西が勝利したが、八戸西は今大会で完封勝利を続けていた野辺地西から初めてゴールを奪った。

 八戸西のMF10藤ケ森悠成キャプテンは、試合を振り返り「野辺地西さんは強豪なので、自分たちはチャレンジャーとして挑みましたが、個々の技術というか馬力が全然違っていて、終始圧倒されていました」と力の差を認めながらも、「自分たちは、前半は前に蹴っていましたが、後半は繋いで、自分たちのやりたいことがしっかりとできて、最後に1点取ることができました」と話し、確かな手応えも感じている様子だった。

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▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)青森予選
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)青森予選