三本木農恵拓 vs 八戸学院光星

 1-1の振り出しに戻った2分後、今度は三本木農恵拓がカウンターから山根がゴールネットを揺らし再び突き放す。これで決着かと思われたが、まだ終わらない。延長後半終了間際のラストプレー、八戸学院光星は左からのクロスをMF10鳴海龍之介(3年)が右足で突き刺す。鳴海の土壇場同点弾で八戸学院光星が追いつき、延長戦は2-2で終了。決着はPK戦へと持ち越された。

 両チームはPK戦でも譲らず、互いに6人が連続成功。先攻の八戸学院光星が7人目で失敗したのに対し、後攻の三本木農恵拓は成功。PK戦を7-6で制した三本木農恵拓が3位となり、東北高校サッカー大会への出場権を獲得した。

(文・写真=古部亮)

▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)青森予選
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)青森予選