また昌平の玉田圭司監督は「初戦ということと、相手が徹底したサッカーをしてきたことでこちらが少し受け身になってしまいました。勝てたからよかったですが、いい相手と戦えたことで、僕にとっても選手にとっても良い経験になりました」と総括した。
一方、敗れた尽誠学園の森陽介監督は「プラン通りに選手たちはやってくれました。今年のチームはパワー、テクニカルな選手がいるので前からのハイプレスが特長。個人戦術の高い3年生が中心だったので自分たちの色を出し戦えたと思います」と手ごたえを語るとともに「同点後の勢いや流れは良かったですが、ラストパスでずれるシーンが3、4回ありました。そのあたりが日常の積み上げが出たともに(昌平が)上だった点だと思います」と反省を口にするなど、精度の差が勝敗を分ける一因となった。
なお、勝った昌平は28日に行われる2回戦で帝京安積(福島1)と対戦する。
(文・写真=佐藤亮太)
▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)