昌平MF20根津優羽が途中出場からダメ押しゴールを決める
リードを許した帝京安積も大きく崩れる事なく落ち着いてボールを繋ぐ。前半の中頃からは相手コートに侵入する回数も増え、FW9白坂晴人(3年)を中心に同点ゴールを狙った。アディショナルタイムにはCB20平野瑛大(3年)のロングシュートが枠内を捉えるなど、決定機は作り出せなかったが、後半に希望をつなぐ形で前半を終えた。
しかし、後半が始まると1点リードの昌平が攻撃のギアを上げる。後半開始から右の山口がドリブル突破をみせると、直後の37分には大谷のスルーパスで中央を抜け出した鄭がGKのタイミングをずらしてゴール右に流し込んだ。さらに47分には山口からのクロスを大谷がヘディングで沈め3点目。あっという間に試合を決定づけた。
リードを広げた昌平は選手を次々と入れ替えながらも、相手にペースを譲らず。70+2分には途中出場のMF20根津優羽(1年)がボックス内の狭いところを華麗なドリブルで掻い潜ると、そのまま右足でネットを揺らした。そのまま4-0で試合は終了。昌平が2回戦を完勝で突破した。
▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)