日章学園vs静岡学園

 幸先よく先制に成功した静岡学園はその後もMF14加藤佑基(3年)、MF10山縣優翔(2年) 、DF5野田裕人(3年)が連動して右サイドからチャンスを量産。クーリングブレイク後はMF16原星也(3年)と鵜澤の左サイドも活性化し分厚い攻撃を展開。しかし、FW13乾皓洋(3年)のシュートがポストに嫌われるなど追加点を決めることができない。逆にここを耐えた日章学園は前半ラストプレーとなった35+5分に、こぼれを拾ったFW13矢野瑛大(1年)がドリブルから右足で同点ゴール。試合は振り出しに戻りハーフタイムへ。

 後半の立ち上がりは日章学園が攻勢を仕掛ける。36分にはMF6小峠魅藍(3年)のロングスローからネットを揺らすも、これはボールが誰にも触れず直接ゴール入ったとしてノーゴールに。すると45分、静岡学園はシュートのこぼれを拾った山縣が「相手のロングボールで押し込まれていたので結構きついなと思っていたんですが、そこでチャンスが来てゴール前に入ったら絶対振り抜くと決めていた」と右足で勝ち越しゴールを奪った。

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▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)