神村学園MF9大成健人(3年)が貴重な追加点

 そのまま2点リードで後半を迎えた神村学園は50分にも名和田の蹴ったFKから、ファーでDF5新垣陽盛(3年)が折り返したところに飛び込んだMF15松下永遠(3年)が押し込み3点目。

 ここまで防戦一方の静岡学園だったが、選手を入れ替えながら反撃を開始。FW9大木悠羽とMF7天野太陽のコンビでチャンスを作ると、MF16原星也のミドルシュートや、左サイドをDF6鵜澤浬がえぐってFW13乾皓洋がフィニッシュとゴールを目指した。しかし、神村学園はチーム全体の守備の意識も非常に高く、徳村を筆頭に攻撃陣がサボらずにプレスを仕掛け、静岡学園の狙いでもあったサイド攻撃を強度の高さや的確なスライドで封じ、ゴール前でも粘り強い対応で決定機を作らせなかった。

 結局このままスコアは動かず。神村学園が難敵・静岡学園を相手に完勝した。

【次のページ】 準々決勝 静岡学園 vs 神村学園(3)

▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)