薬園台 vs 日大習志野

 薬園台は負けじと後半開始直後の1分、FW10 山田隼翔(2年)が決め、ゲームは振り出しとなった。その後、一進一退の攻防で迎えた後半20分、日大習志野、セットプレーのチャンス。キッカーFW10須田が放ったボールをDF2石関大雅(2年)が押し込み、追加点。飲水タイムを挟んだ後半23分にはドリブルを仕掛けたFW10須田が決め、3点目。さらに終盤35分にはCKの流れから、こぼれ球を拾ったFW10須田がペナルティエリア内に進入し、強烈なシュートを放って、チーム4点目を挙げ、試合を決めた。

 「かっこよく言えば、いつも通りです」と殊勲のFW10須田。得意のドリブルと両足から繰り出される良質なパスやクロスで全4得点に絡む、2ゴール2アシストの活躍。違いのあるプレーを見せた。

 試合を振り返ったFW10須田は「良い形で先制しましたが、2点目がすぐに取れない課題があります。今回も追いつかれてしまいましたが、失点したあとは、圧倒できました」と胸を張った。

【次のページ】 2次トーナメントブロック決勝 薬園台 vs 日大習志野(3)

▽第103回全国高校サッカー選手権千葉予選
第103回全国高校サッカー選手権千葉予選