「今まででやってきたことが出たと思います」と振り返るのは湘南・屋比久祐太朗監督。湘南の特長は縦への速さ、そして強い推進力。「相手の背中をとって時間をかけずにシュートに持ち込むのがチームの鉄則であり、こだわり。これまで作ってきた攻撃の形がチームで徹底されたことが、いい形で点につながりました(MF7堤)」。

 しかし忘れていけないのは担保できるだけの堅守がなければ、心もとなく、屋比久監督も守備をかなり意識している。

 堅守に基づいた縦への速さ、推進力はどのように培ったのか。センターバックを務めた主将DF10咲本健太によると、お盆の時期の4日間に実施した夏合宿が大きな要因のようだ。

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▽第103回全国高校サッカー選手権神奈川予選
第103回全国高校サッカー選手権神奈川予選