湘南が1点を返す(写真=K,Nishiyama)

 すると37分、左サイドのゴール横でFKを獲得するとキッカー荻野が蹴ったボールをファーサイドでDF4関口遥斗がドンピシャに合わせ追加点を獲得、前半を2点のリード折り返す。

 何とか早い時間に反撃に出たい湘南であったが、逆に後半開始早々の43分、「ニア上の神コースが開いていたので迷わず振った」ゴール前に抜け出した荻野に決められ、その差が3点に開いてしまう。

 しかし、直後の55分のC Kから流れが徐々に湘南に傾き始める。キッカーのDF12荒木智大の蹴ったボールが、GK12中島涼太の伸ばす両手の先を大きく曲がりながらそのままゴールの中へ消えるが、その前にファールがありこれはノーゴールの判定。だが、ここからペースを掴むと58分、ゴール前の混戦から最後はMF7堤澄海が左足で流し込み1点を返す。さらに34分にカウンターからFW30斉藤拓海がシュートに持ち込むが、これは枠の上。

【次のページ】 2次予選2回戦 湘南 vs 湘南工大附(3)

▽第103回全国高校サッカー選手権神奈川予選
第103回全国高校サッカー選手権神奈川予選