都立南平 vs 目白研心

 後半になっても止まらない目白研心は4分、池沢が決めて8得点目。一矢報いたい南平は12分、カウンターからMF8幡木耕司(2年)が気持ちで決めきって、ようやく1点を返した。しかし目白研心は17分、PKのチャンスを決めると、27分には相手のオウンゴール、その後も3得点を決め、南平を圧倒。試合は目白研心が13-1で南平を退けた。

 「気持ちよかったです」

 試合後、満面の笑みを浮かべたのは5得点をマークした目白研心FW9池沢。さらにアシストのお膳立ても忘れていない、まさに万能型のストライカー。個人を含め大量得点となったゲームを池沢は「相手とのプレースタイルがハマっていました。相手が後ろからつないでくる分、こちらは前からハイプレスをかけて、ハメたところでしっかり決めきれました。ただ、後半初めは交代のメンバーが入ったためか、少しダラっとした感じがありました。でも点がどんどん決まったので、それほど悪くはなかったと思います。スコアをみてもしっかり決めきれました」と総括した。

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▽第103回全国高校サッカー選手権東京予選
第103回全国高校サッカー選手権東京予選