また今回の試合は今月26日に予定されている高円宮杯JFA U-18サッカーリーグ2024東京Tリーグ(T4リーグAブロック=T4A)保善戦(※未消化試合の第5節)を意識した意味合いがあった。それもそのはず、T4Aで東京農業大一は現在、5試合消化し勝点「5」。10チーム中、暫定9位。一方、保善は4試合消化し勝点「7」の暫定6位。東京農業大一としてはひとつでも順位をあげたいところ。意識せざるを得ない。

 「(たとえ点差を離して)『もういいかな』という気持ちでプレーと次の試合(保善戦)に響いてくるので、『いくら点が入っても緩めずにやっていこう』という話しをしました。その点をみんな意識してくれました」と手ごたえを語り、その後に弾みをつけるゲームとなった。

(文・写真=佐藤亮太) 

▽第103回全国高校サッカー選手権東京予選
第103回全国高校サッカー選手権東京予選