左からMF10邱奕翔(2年)、FW11吉田龍ノ介(3年)

 攻勢を続ける豊南は後半10分、ゴール前でFW10邱のマイナスのパスにMF7深澤玲生(3年)がシュート。さらに12分にセットプレーから再びMF7深澤がGK強襲のシュート。18分にもMF11吉田が直接フリーキックを放ったが惜しくもポスト直撃とチャンスを量産。迎えた31分、ゴール前、スルーパスを受けたFW10邱が流しこみ、チーム5点目。終了間近の45分にもMF11吉田のパスを受けた途中出場のFW19小林櫂(3年)が6点目をあげ、試合終了となった。

 ハットトリックを達成したFW10邱は「プレスにいけるときは前からどんどん行きます」と述べたように相手のミスを突く、また誘発させる執拗なプレスが実った。2得点のMF11吉田は「大量得点できたのは良かったですが、自分としてはボールロストが多かったのと、アシスト、ゴールをもう少し決められたと思います」と総括した。

 プレスをかけ続ける、その姿は職人肌なFW10邱。一方、正確なFKと果敢なドリブルのMF11吉田をはじめ、豊南は多士済々。

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▽第103回全国高校サッカー選手権東京予選
第103回全国高校サッカー選手権東京予選